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What are printed wiring boards?
配線板とは
配線板（プリント配線板）は、現代のエレクトロニクス製品には欠かせない重要な電子部品です。そもそも配線板とは何なのか、役割や使われている製品のご紹介とともに、分かりやすく解説します。
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The birth of PWBs
配線板の誕生
配線板が発明されていなかった時代の
エレクトロニクス製品は、
非効率な配線が理由で、
どうしてもサイズが大きいものでした。
当時のエレクトロニクス製品には
半導体の代わりに真空管が使われており、
真空管のソケットなどの各部品は、
一つひとつ手作業で電線とはんだ付けされていました。
そのため取り付けに大変時間がかかっていて、
配線ミスも多く、寿命が短いという欠点がありました。
これらを解決するため、
板そのものに配線を形成して
発明されたのが配線板です。
配線板の誕生で、エレクトロニクス製品は
効率的に製造できるようになり、
品質も安定、大量生産が
可能になりました。
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PWBs that connect the future of electronics
エレクトロニクスの
未来をつなぐ配線板現代では、スマートフォンやIoT家電、産業機器、ITインフラといった、多様な製品が活躍しています。その発展の裏には、高性能化・高集積化された配線板の存在があります。
高集積化とは、限られたスペースにより多くの部品を搭載すること。そして配線板とは、エレクトロニクス製品の中の部品をつなぐパーツ。半導体がエレクトロニクス製品の”頭脳”なら、配線板は”骨格や血管”と言えます。
そのため、頭脳となる半導体をはじめ、さまざまな部品をつなぐ配線板の進化が必要不可欠でした。今では、同じサイズの集積回路でも「2年ごとに搭載される部品数が2倍になる」と言われるほど高集積化が進んでいます。
半導体はもちろん、配線板の技術発展があったからこそ、エレクトロニクス製品は進歩を続けてきました。配線板は新製品の創造につながるイノベーションの重要パーツです。
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Here, there and everywhere. Where PWBs operate
ここにも、そこにも、
あそこにも。
配線板の活躍場所 -
配線板は、照明やカメラ、家電、スマートフォンといった日用品から、産業用のロボットや医療機器、宇宙ロケットまで幅広い場所で活躍しています。
人工衛星
過酷な使用環境や燃料効率の向上のために、信頼性や耐熱性が高く、軽量化された配線板が使用されています
ゲーム機
ゲーム機内の配線板は、部品を接続し電源を供給することで、スムーズな進行やデータ管理、美しいグラフィック等の性能や機能を支えています
テレビ
テレビに搭載されている部品を繋ぎ、映像や音声の信号処理や、部品への電源供給を行うために、プリント配線板が使われています
スマートフォン
小さくて様々な機能が求められるスマートフォンの中には、多くの重要部品が搭載されており、薄くて小さいプリント配線板が数多く使われています
電車
運行の制御システム、通信システム、情報表示システムなど、電車の安全性・快適性・効率性を支えるための機能にプリント配線板は使われています
ロケット
過酷な使用環境や燃料効率の向上のために、信頼性や耐熱性が高く、軽量化された配線板が使用されています
LED照明
LEDの性能と信頼性を支えるために、放熱性や耐久性の高い配線板が使用されることが多いです
自動車、自動運転車両
車両のさまざまな部分に配線板が使用されており、安全性と快適性を支えています。電子化や自動運転が進む中で、配線板の重要性はますます高まっています
スーパーコンピュータ、
サーバー
スーパーコンピュータやサーバーは、高機能と高信頼性が求められる装置です。そのため、高多層配線板や、高速通信に対応した配線板など、高機能な配線板が使用されています
産業機器、検査装置
様々な場面での効率化や自動化、製品品質の工場を支える産業機器・検査装置。そこには、信頼性や耐環境性が高く、精度の高い配線板が使われています
家電製品
（電子レンジ、
ロボット掃除機など）
私たちの暮らしを便利にする家電製品には、必要な機能に応じた配線板が使用されています。大量生産される家電製品においては、配線板のコスト効率が重要になります
電話機、PBX
日常生活のコミュニケーションに欠かせない電話機。その信号を伝える機能に配線板が使われています
パソコン
ビジネスや学校生活に欠かせないパソコンにおいては、性能や信頼性の向上と小型化を進めるために、配線板が使用されています
自動ドア、オートロック錠、
監視カメラ、火災警報器
電気を使用する防犯器具にも配線板が使われており、わたしたちの暮らしを守っています
医療機器
人々の安全と健康を守るための医療機器は、厳しい規制と品質管理の下で製造されており、使用する配線板にも高い信頼性と耐環境性が求められます
スクロールできます
Lincstech PWBs answer customer needs
お客様のニーズに応える
リンクステックの配線板
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リンクステックは、お客様がさらに高機能な製品を生み出せるよう、配線板製造を通じて60年以上支援してきました。多数のラインアップは、お客様のニーズに応えるために生み出してきたものです。
例えば、マルチワイヤ配線板（MWB）。
MWBは、配線同士を立体的に交差できるため、1層ごとの配線を高密度にできることが大きな特徴です。リンクステックは、限られたスペースと厚みの中でより多く配線したいというお客様の声に応えるため、MWBの独自技術をブラッシュアップ。通常では実現できない配線数の収容を可能にしています。
リンクステックの配線板はどれも、お客様の「こんな配線板があると嬉しい」という思いと対話したからこそ生まれました。お客様のアイデアのカタチに制限を掛けずに開発を支援するのが、リンクステックのスタイルです。
エレクトロニクスの未来を
お客様と共に創るためにOur Purpose
配線板はエレクトロニクス製品の
発展と共に歩み続けてきました。
今や、手のひらサイズのスマートフォンに、
人の何倍も大きかった最初期のコンピュータを
はるかに超える性能のコンピュータが
搭載されている時代です。
日常生活から航空・宇宙開発まで、
なくてはならないものである配線板は、
今後さらに高性能化・高集積化が求められる
と予測できます。
5G・6G通信、AIの実用化、自動運転、
全世界的な未来のテクノロジーを、
リンクステックは配線板を通じて支援します。
